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「コーチングが世界にもたらすもの」

blog_7.10.20

ノンストップの雨。今年も雨による被害が広がっていて、雨を有難いと、両手を広げて喜べない昨今の状況。パンデミックも重なって、私たちは何か大切なことを教えられていると、思わずにはいられない感覚の中にいます。

ずっと以前に、天国のような世界では、そこに住む全ての生きとし生きる者たちの心の状態が穏やかなので、天候も穏やかで、極寒、極暑もなく、自然による災害もない世界であると聞いたことがあります。

それを聞いた時から、この世で起こる自然災害は、人の意識が創り出すという要因もあるのかもしれないと思うようになりました。命を育むために、必要以上のことが起こってしまうのは(必要以上の雨、必要以上の日照り、必要以上の地震…など)、そこに必要以上の意識、それは穏やかでない、喜びからは程遠い意識が必要以上に生まれて、それらが氾濫してしまっているのかもしれないと、そう考えるようになりました。

なので、ここ数年は、人の「意識」について、ものすごく考えるようになりました。

話は変わるようですが、以下、上記に続くお話です。

先日、私がコーチングを学んだ「コーアクティブ・コーチング」の手法について書かれた「コーチング・バイブル」という本の4版が届きました。幸運にも、この本の初版の共訳者として関わらせて頂いたので、記念に贈って頂きました。

今年の4月に、この本の原本の共同著者で、私のコーチングの恩師であるフィル・サンダル氏が他界したのですが、その彼を偲ぶメッセージも入った新版は、それだけでも特別ですが、コーアクティブ・コーチングは、どんな会話の中でも有効性をもたらすものになり得るという、その可能性への記述も含まれた内容になっていて、この本を出版したCTIジャパンの20周年も重なり、いろんな想いが湧き上がりながら、読ませて頂きました。

この本の最後の方に、「コーチングが世界にもたらすもの」というページがあります。

私は、この本の中でも、この部分が一番好きで、この章を訳させて欲しいと当時お願いしたほどでした。今でも、何度読み返しても、胸が熱くなります。

2ページ半にも及ぶ内容なので、ここに全てを引用するわけにはいきませんが、ほんの一部を引用させて頂きます:

この世界(コーチングが実践されている世界)では、好奇心や驚きに満ちあふれた世界であり、全く新しい形で相手の話に耳を傾けているようになるでしょう。また、私たちがやると言ったことについて、ベストを尽くすことを期待し、確認し合い、責任を持つ世界になるでしょう。更に、この世界では、人々は自らの真実と向き合い、自分に対しても他人に対しても決して嘘をつかないような生き方をすることでしょう。

この世界では、居心地のよさや見栄を張ることよりも学びと成長に価値を置かれているでしょう。そこでは、抑えきれないビジョンが形となり、花開くように、全面的に支援され、無条件に励まされ、祝福されるのです。これこそがまさに本質的な変化がもたらされる世界なのです。

この本にこうして書かれているような世界を、自分が生きている間に創り出すんだと私のハートがうずき、このコーチとしての道を選んできたこと、今は悔いはありません。

というのも、私のコーチ人生の中では、コーチであることが嫌になり、それとは違う世界へ進むことを選択した時期もあったのです。

そのときの私は、自分が納得するような形でコーチングができない自分に嫌気がさし、そんな自分を叱咤激励し、切磋琢磨させるよりも、自分の中から答えを探さなければいけないこのコーチング手法は間違っている、やはりこの世には真理というものがあって、それを教えてくれるもの(人)を探し出し、そしてその真理を得たら、それを教える人になるんだ、そう思って別の道を歩きだそうとしていました。

結局は、その別の道の途中で、また自分を見失い、途方にくれていた時に、周りの方々に励まされて、コーチの道へと戻りました。周りの方々が、「コーチングをして下さい」と次々とお声をかけて下さったのです。そして徐々にコーチとしての自信を取り戻していく中で、やはり答えは自分の中にあり、探していた「真理」も、自分の中に「すでにあった」と思い出すことが出来るようになりました。(この話は、また別の機会に。)

今では、私はコーチングを通して見えてきた「思いやりの傾聴」を教える学校(School of Compassionate Listening Skills)を主催していますが、お互いが心から互いの存在を尊重し合い、愛しか感じられないコミュニケーションのある世界を広げることに想いを熱くしています。

この想いは、言葉も話せなかった0歳の時の私の記憶から始まっています。

その記憶の中で、私は、大人たちが発する言葉と、ハートで感じているものが、どうしてこんなに違うのだろうと不思議に思っていました。ハートで感じていることをそのまま伝えたら、何の誤解もなく、コミュニケーションができるのにと、混乱する大人たちの会話を眺めていたのです。

自分の本音が相手にわかってしまうと、相手を傷つけることになる、状況がややこしくなってしまうと、多くの人は思っていると思います。でも、私たちの本音は、いつも自分を、そして相手を愛としか、捉えてはおらず、相手を傷つけることを考えたりしている思考はどこにもないのです。これは、0歳の記憶から、確信しています。

人と人とのコミュニケーションの中でややこしくなってしまうのは、自分を防衛しようとしたり、相手に不信感を持ったり、状況を自分の都合のいいようにコントロールしようとしてしまうからそうなってしまうだけです。でも、これを私たちは、普通にしてしまって、そうしていることが当たり前になってしまっているだけです。

なんとか、この癖をやめて、人と人とが本音で、愛そのものの感覚でコミュニケーションができる世界になるように、それは私のライフワークとして、これからもコーチとしての道を歩んでいきます。

今、傾聴の学校「ソクルス」のレベル1「自分との対話」のテキストを、教える内容は全く変わりませんが、もっともっと角度を変えて、わかりやすくお伝えすることが出来るのではないかともう一度書き直しているところです。

本当に、多くの人に「自分との対話」のクラスだけでも受けてほしいと思っています。

そのために、たくさんの人に届けられる準備をしています。

今すぐはまだ開催できませんが、受講にご興味がある人は、ぜひこちらまでご連絡を下さい。準備が整いましたら、このブログよりも、そしてメルマガよりも一足早く、お声をかけさせて頂きます。

私は自分が生きている間に、必ず0歳の時に感じた世界を、現実化し、そして広げていきます。

この世界の創造のために、私はコーチングに出会ったのだと今では確認しています。

この道で出会った恩師、そして多くの仲間たちに(それはクライアントさんや生徒さんたちも含め)、心からの感謝の気持ちが湧き上がってきています。

必要以上の意識のない世界では、こうした必要以上の雨も、必要以上の社会の混乱も、きっとないことでしょう。

愛しか感じられない世界。それをまず自分の心(意識)の中でしっかりと育んで、これまで以上に頑張りたいと思っているところです。

ザリッチ宏枝

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