Core Harmony Blog
アイニカエル。アイカライキル。

いつも最後だと思う

5、6年前からご縁を頂いて、毎年この時期に長野県茅野市にある諏訪中央病院へコーチングの研修に伺っています。

最寄駅の「茅野駅」を利用するのは、本当に何十回?というほど、東京に住んでいた時からある習い事をするのにも通っていたご縁のある土地です。もう15年以上も前に、諏訪中央病院の名誉院長の鎌田實先生の著書「
がんばらない」を読んで、ずっとこちらの病院に憧れを持っていました。ある時、病院に一度行ってみたくて、誰でも入れる病院のカフェテリアでお昼を頂いたことがあるくらいです。2002年頃のことです。

そんな思い出のある病院に、三重県伊勢市にいる私がどうしてご縁を頂いたかというと、数年前、急に体調を崩したコーチング仲間のお一人が、この病院でコーチング研修を行うことになっているが、変わって欲しいと電話を下さったのです。

私は、病院の名前を聞いて驚き、信頼を寄せているそのお仲間の依頼でしたのでもちろん2つ返事で引き受けました。

そして、そのお仲間の方は、私にお電話を下さった3日後にお亡くなりになりました。

彼女が重い病気を持っておられたことは、知っていました。

その数ヶ月前に、伊勢まで来て下さって、私の大好きな滝原宮にお連れして色々とお話をしていました。

彼女から引き受けたこちらの病院でのお仕事は、彼女からのこの「ご縁」を忘れないようにと、毎回彼女の存在を偲んで行わせて頂きます。

毎年こうして続けて研修をさせて頂くと、その担当者の方々や、研修以外でも、個別にコーチングセッションをさせて頂く看護師の方々や医師の方々がまるで家族のように感じられ、その心の込もったつながりが、毎回の研修をまた深いものにして下さっているのを感じています。

私1人の力では、決して作り出せない学びの空間が、そこにはあります。

毎年、これで最後かもしれないと思いながらさせて頂いています。

永遠に続くものはないからこそ、目の前のお仕事を、いつも最後だと思って頑張らせて頂けるのは、大切なお仲間の命が繋いでくれたご縁だからというのも大きいです。

私は、個人の方とのコーチングセッションもそうですが、ずっと長い間学び続けて下さる人が多く、そのことをいつも本当に有難いと思っています。

どんなセッションも、学びの場も、「今日で最後」と思ってさせて頂きます。

そして、次も同じままで提供しないで、前回よりももっと良くして提供できるように準備してさせて頂きます。

こうしたことは当たり前のことなのですが、だからこそ忘れてしまいがちになるので、何事も「最後」だと思って取り組むようになりました。

今日という日も、毎日これで最後です。

そう思って毎日を過ごすと、また今日という日が輝くように思います。

日常に物足りなさを感じている人がいたら、「今日で最後」と思っていろんなことをやってみると良いかもしれませんね。

今日という日も、今日で最後。

また感謝を込めて、今日を過ごします。

(写真は、諏訪中央病院のロビーに飾ってある「がんばらない」のパネルです。)

gannbaranai
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