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不安の中で「アイ」を感じ続ける

blog_4.7.20

 

「痛みがある時は、その痛みの中に入りなさい。」

これは、もう20年も前に、その当時通っていたヨガの先生のお一人が教えてくれた言葉です。

最初は、不思議に思ったこの言葉、今では私にとって、生きるための智恵の1つとなる言葉になりました。

この言葉の意味を理解してから、私は人生の中で、体の痛みも、心の痛みも、どんな「痛み」に対しても、逃げることが少なくなりました。

今回のパンデミックの流れの中で、たくさんの不安な気持ちが湧き上がっている人が多いのではないかと感じます。

私も、全く不安がないわけではありません。

こんな時に、全く不安にならないことの方が不自然であるように思います。

私たちの心の中にどんな感情が湧き上がってくるかは、コントロールはできないのではないかと、私は思っています。

喜ぼうと思って喜びが湧き上がってくるわけでもないし、悲しみも、悲しもうと思って湧き上がってくるわけではなく、それらの感情は、自分の意思に関係なく、自然と湧き上がってくるものだと、私は感じています。

大切なのは、その湧き上がってきた感情をどう扱うか、です。

天気と向き合うことと同じように。

雨が降ったら、それに合わせて、行動を変えるように。

天気を変えることはできませんが、その天気に対する自分の行動は変えられます。

自分の心の扱い方も、天気に対して行動を変えるのと、とても似ているなといつも思います。

今回の流れの中で、私の心の中で湧き上がってきた「不安」は、「いつもあったものが、なくなっていく」不安です。

3月14日の記事に書いたように、命があれば、何だってできると思っているその命もなくなったら、死んだ後のことは、本当に死んだ後にしかわかりませんが、きっと何かをなくすことへの不安も一緒になくなっていくのだろうと思いますが、今は生きているので、やはり不安なのです。

「いつもあったものが、なくなっていく」ことへの不安、恐れに対して、その恐れに入っていく、というのが、先述した「痛みの中に入りなさい」ということなのですが、私の場合は、静かに座る時間を持って、自分の中にある恐れや不安な部分に意識を集中されて、その感覚の隅から隅までを感じることをしていると、その恐れや不安な感覚が消えるというよりも、それ自体が怖いものでなくなり、それらの感覚と共存して、一緒に呼吸が出来るようになる感覚になるのです。

こういうのを「マインドフルネス」というのかもしれません。

こういうのを「今に意識を向ける」というのかもしれません。

これをすると不思議と、更に不安になるどころか、ものすごく暖かな場所へと導かれます。

「今」を感じることで、この今に恐れや不安な感覚があるのに、その感覚に入ることで、同時に暖かな感覚も自分の内側に流れてくるのです。

それは、どうして起こるのかわかりませんが、心がとても苦しかったある夜に、「苦しみは、愛があるからだ」という言葉が、太い声と共にどこからともなく聞こえてきたことがあり、その時から、私は、どんな苦しみがあっても、悲しみがあっても、不安があっても、それらの感覚は「愛」から来ているのだと信じるようになりました。

頭では受け入れ難いこのようなことを、「今」の感覚に集中していると、ある瞬間に、ふと心の奥底が納得するような感覚になるのです。

ただ、恐れや不安の感覚があまりに大きな時は、これを一人ではしないで下さい。そういう時は無理をせず、周りに助けをお求めることをお勧めします。

でも最終的には、みんな自分の中にある「痛み」、それは恐れや不安な気持ちも含めて、そこを超えていくことは、自分でしなければいけないように思います。

そうしていくためにも、心の体力づくりとして、3月14日に記述した喜びや感動を日々の中で見つけていくことは、毎日欠かさず習慣にしなければいけないほど、大切なことです。

入り口が不安であれ、喜びであれ、どうか今の時期は、「アイ」に意識を向け続けて下さい。

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