Core Harmony Blog
アイニカエル。アイカライキル。

「傷がくれるもの」

特別にその要因となる出来事があったわけでもないのに、急に心が落ち着かなくなったり、心が重くなってしまったりすることはありませんか?

私は、良くあります。

もちろん要因がわかっていることで居心地が悪くなることも、毎日ではなくても、時々体験します。

数年前の私は、このようなことがあると、これらの感覚は「悪いもの」という判断をしていたので、とにかく「排除、排除」と自分の中からこの居心地の悪い感覚が一刻も早くなくなるようにと、ハートをヒーリングしたり、クリスタルを握ってみたり、「とにかく感謝!」とか、ポジティブに考えるようにしたりと、その場からいなくなることを目的としたことばかりをやっていました。

でもそれらのことは、一時的には良くなっても、また戻ってくる感覚に、ある時から降参。

ずっと以前にヨガの先生が教えてくれた「痛みに入ると、痛みが消える」という言葉が気になって、そちらの方を実践するようになりました。

これは、「居心地の悪さに入っていく」ということです。

ただこれは、その居心地の悪さを感じ入って、その後はほったらかしにしておくわけではありません。

私のやり方は、その居心地の悪さから逃げ出そうとしないで、しっかりとその感覚を感じながら、「いったい私は何に気づくべきなんだろう?」という問いを持ち続けます。

無理やり時間を作って無理やり答えを出そうともせず、ただただ、その居心地の悪さをしっかりと感じながら、「何だろう?」とその問いを私のハートに聞いていくだけをしています。

その時、かなりの日数が経っても居心地が悪いと、「早くここから出たい!」という気持ちも出てきますが、その気持ちも感じながら、積極的に、ひたすら待ちます。

時々、ホ・オポノポノの4つの言葉「ごめんなさい」、「許して下さい」、「ありがとう」、「愛しています」を唱えたりもします。

この時に大切なのは、この居心地の悪さに対して「あっち行け!」の気持ちでしないで、あまりにこの居心地の悪さが日常生活を支配しようとしている時に(他の大切なことにもエネルギーが回らなくなってしまう状態)、その勢いが大きくならない程度に沈めるために、唱えるといった感じです。この4つの言葉を唱えていると、居心地の悪さはなくなりませんが、とても心の状態が静かになります。

こうやって、この居心地の悪さと付き合っていると、あるふとした時に、「これか!」というアイデアなり、解決策が出てきてくれるのです。

その後は、そのアイデアや解決策を実践し始めると、急速に居心地の悪さは消えていきます。

このようなことを繰り返すと、居心地の悪さがきたら、何か大切なことを知れるチャンスだと思えるようになっていきます。

居心地の悪さは、何度経験しても心地良くなるわけではありませんが、このような感覚に嫌悪感を持たずにいれることができるようになるのです。

以前は、このような居心地の悪さを持たない人生にしたいとそこを目指していたように思いますが、今は、どんな居心地の悪さもしっかりと感じきれることができる自分になりたいと、そこを目指すようになりました。

そう思うようになってから、また人生がとても豊かになったように思います。

先日、時々読ませて頂く「ほぼ日刊イトイ新聞」に連載中の山田ズーニーさんの「おとなの小論文」の記事を目にしました。

「傷がくれるもの」

まさに私がここで書いた同じような感覚が書かれているので、シェアさせて頂きます。

実は、今、モゾモゾという感じの、居心地の悪さを感じている最中の私です。

本心は、「こんな感覚から早く解放されたい!」なのですが、そんな自分の気持ちも感じながら、この「モゾモゾ」を抱えながら、この「モゾモゾ」が与えてくれるものを待っているところです。

この「モゾモゾ」が教えてくれるものを、(居心地は変わらず悪いままですが)今からとても楽しみにしているところです。
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