人生に、無駄なし

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桜の季節が終わった公園に、次は私の出番とばかりに、藤の花が満開になっていました。今まで気づかなったのですが、藤の花はとてもいい香りがするんですね。近づいていくと、「ぶ〜ん、ぶ〜ん」とたくさんの蜂さんたちが忙しく動いている様子が聞こえてきました。蜂アレルギー気味である私は(刺されると症状が重くなる体質)、ちょっとドキドキしながらその音を聞きました。春から夏へ、いろんな生き物が動き出しているのをとても感じる朝でした。(写真に載っている生き物は、愛犬です。)

皆さんは、どのような日々をお過ごしでしょうか?皆さんの周りには、どのような景色が見えていますか?

先週から、地元の看護学校での授業が始まりました。これから1年かけて、「自分の育て方」、「聴き方」、「伝え方」を教えていく授業を担当させて頂きます。今年で6年目を迎えますが、これまでの反省と、毎回ご一緒する生徒さんたちが違うので、教え方を変えたり、新しい演習を導入してみたりと、毎回とても新鮮な気持ちでさせて頂いています。

今は「自分の育て方」をテーマに授業をしているところですが、その1つの演習として、生徒さんには、これまでの人生を振り返ってもらいました。

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歳からの記憶があるところから、これまでどんな人生を歩んできたか?特に印象に残っている出来事を書いてもらい、その出来事は今の自分にどのような影響を与えているかを考えてきてもらいました。

どんな人生の出来事も、その人にとってはとても意味があることで、その人の人としてのギフトになるものばかりです。

まだ私との授業が始まって2回目ということもあり、あまり深くは入りませんでしたが、人生の中で特に失敗だったと思って後悔していることがまだあるのなら、それはあなたにとってのすごいギフトで、その出来事の本当の意味がわかったら、きっとこれまでで一番大切にしたい体験だったと思うことを、これからのクラスのどこかで体験してもらえたらと思っているところです。

私たち人間は、たくさん失敗して、学びます。

失敗しないと学べません。

失敗することが悪いのでなく、失敗することが怖くて、何もしない方が大問題です。

あなたは、失敗しないために生きているのでしょうか?

それとも、この人生でたくさんの経験をするために生きているのでしょうか?

経験に、良いも悪いもありません。

全ての経験には、ギフトがあります。

もし、あなたにまだ癒されない過去があるのなら、今はただただ「よく頑張ってきたね」と自分に言ってあげて下さい。

そして、「これで、良かったんだなあ。あれがあって、本当に良かったんだ。」と思える日は必ずくると、信じていて下さい。

私にも、たくさんの後悔があります。

でもそれらの後悔があるからこそ、今の私があることに感謝しています。

後悔のない人生よりも、後悔を真正面から受け入れていく心を持つことができたことが今はとても嬉しいです。

人生に、無駄なし。

本当にそう思います。

あなたも、後悔のない人生よりも、後悔をしても全てを受け入れていける心を持てる人になりたいと思っているならば、今は、ただただ「よく頑張ってきたね」と自分の心を抱きしめてあげて下さい。

今年のGWは、自分の人生にたくさん感謝する時間を過ごしてみてもいいですね。

そして、そこから感謝が自分に関わってくれたたくさんの人に広がっていくと...、いいですね。

私自身は、そんなGWを過ごしたいと思っているところです。

ザリッチ宏枝

空虚感

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伊勢は、葉桜になりました。他の草木も芽吹き出し、エメラルド色のごとく輝く新緑の山々が大変眩しい毎日です。

皆さんはいかがお過ごしでしょうか?

皆さんの中には、ここ数年、自分の中に「情熱」というものがなくなってしまったと感じることが多くなった人はいませんか?

昔はあれほど夢中になってやれることがあったのに、最近は夢中になれるものが見つかっても、すぐに熱が冷めたり、興味があるもの自体が全くなくなってしまったと、空虚感を感じることが多くなった人はいらっしゃるでしょうか?

きっとこれまで夢中になれたものが多かった人は、それらのことを「やる(do)」ことで、何かしらの達成感を得ることができていた、だから今のような空虚感を感じると、「私は何をすべきか?何に夢中になるべきか?」と「やる」ことを探しては、これは違う、あれは違うとなってはいないでしょうか?

こんなときこそ、自分の中の情熱を探すための本を読んだり、ワークショップに出たり、何か新しいことを学びにいくことをしたくなります。でもその時は一次的に良くても、またすぐに心が空っぽになることを繰り返す人も多いと思います。

私自身もそうでした。私は、思い立ったら吉日ですぐに行動し、夢中になれるものもいっぱいあって、それを追いかけて情熱的にずっと生きてきました。

それがある時から、やりたいと思うことが出来なくなる流れが続いたり、自分の中からもやりたいと思うことが減っていき、これまでの生き方では全く通用しないような人生の流れの中にいる感覚で、このまま生きている意味もないのではないかと思ってしまうことが続きました。

それは数年続きましたが、このような時期を経て今言えることは、このことは、魂が次の段階へと成長するときに起こることなのだということがわかってきました。

これまでは周りから与えられたものの中で生きていればよかったのが、これからは自分で全て決めて生きていきなさいという人生のステージに入ったということも意味しています。

このような時は、あまり急いで夢中になるものを探したりしないで、腰を据えて、このプロセスを受け入れていく、ただ何もしないでもいいかというとそうではなく、自分の中のこの空虚感に向き合っていくことをしていくことが一番の近道になるのです。

この空虚感に向き合っていけばいくほど、自分が無くなっていく感覚がして、とても怖くなるのですが、そこへも怖がらず入っていく必要があります。

蝶々になる前の蛹の状態の時、一旦細胞が全て溶けていくと聞いたことがあります。

このとき、まず芋虫だった細胞を全て溶かして、蝶々になるための細胞に組み替えられるのでしょう。

ここで細胞が溶けても、芋虫だったときに持っているエッセンスは、蝶々になるときも受け継がれていきます。

モンシロチョウの芋虫が、蛹を経て、アゲハチョウにならないという原理と同じことです。

今、空虚感を感じている人は、この蛹に起こるプロセスのようなことが起こっているのです。

この時期は、今までの自分は何だったのかと思うほど、これまでのやり方、生き方が通用しなくなります。

自分の存在が無くなっていくようで、怖くて、また昔のような生き方へと戻ろうとしてしまいます。

でも、もう元には戻れないんです。

この時期こそグッと我慢して、自分だと思っていた自分を手放して、流れに身を委ねていくことが一番の近道になります。

このタイミングでこんな気持ちになるのも、このような人生の流れ、日常の流れになるのも、少し先に待っていてくれている「本当の自分」が、あなたを「今はここに目を向けなさいね」と語りかけてくれています。その「本当の自分」からの導きに、素直になっていくだけです。

こういう時は、周りの人と比べず、ただただ自分に起こるプロセスを信じて、自分の内側の声を信じて行動していって下さい。

みんなそれぞれにいろんなプロセスを経て、成長していきます。その流れは、唯一無二、1つとして同じプロセスはありません。だから周りと比べることは、無意味なのです。

私はこのプロセスに入ったときに、自分の内側の声と対話するために、
ジャーナリングを始めました。コア・ハーモニーのサイトにも、そのやり方を掲載していますので、ぜひ参考にして下さい。

この空虚感は、あなたの中に情熱がなくなったからでも、存在価値がなくなったからでもありません。

この空虚感は、あなたがいよいよ本当のあなたに出会い、本当のあなたでこれから生きていく方向へ向かっているからこそ起こっていることなんです。

こういう時は、どうか怖いと思っても、どうか自分の内側へ入る勇気を持って下さい。

このようなときにどうしたらいいか、全て自分は知っています。

こういう時こそ、自分を信頼して下さい。自分の内側に意識を向けて、自分の声を聞いて下さい。

この空虚感を感じきった先には、あなたがずっと出会いたかった(思い出したかった)、本当のあなたに出会えます。

心細い時は、またこのブログへいらして下さい。

独りでは決してないことを、どうぞ覚えておいて下さい。

あなたは、必ず、「あなた」に戻ります。

今はまさに、そこへ向かう道を歩いているのです。

どうか、このプロセスに入った自分を信じてあげて下さい。

ザリッチ宏枝

「そうなんだね」

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伊勢では、桜もピークを過ぎて、これから葉桜になっていく様子です。

この時期は、桜の木の下を歩くと、風が吹く度にピンク色で少し甘い香りのする花びらが舞い、その花吹雪に包まれ、幸せな気持ちになります。

皆さんは、今年はどのように桜を楽しまれたでしょうか?

こうやって自然界では、次から次へと木々や草花の芽吹きが起こり、開花していくエネルギーで周りが満たされていく中で、それとは逆行して、心は暗く、この時期こそ引きこもりたくなる人は実は驚くほどいらっしゃいます。

かつて、私自身がそうでした。特に、小学校高学年から30代前半までそうだった記憶があります。気温が暖かくなると、着る服もどんどんと薄くなり、体の露出が増えていきますが、そのことも何故か心を不安にさせていたようでした。

それは、秋が訪れると同時に、一枚一枚着る服を増やせていける度に安心感を感じていたことが物語ってくれます。

世間が明るくなっていくのと同時に、自分は隠れたくなる。そしてそんな自分を隠そうとして、明るく振る舞い疲れてしまう。

小さい頃から、そうやって心をかなり疲れさせていました。

そういう自分が嫌で、そういう心の状態になることから抜け出したい一心でしたが、今となっては、「そうなんだね。その自分を今はしっかりと感じていたらいいんだよ。」とその頃の自分に声をかけてあげたいと思えています。

コアハーモニーにご相談にいらっしゃる人は、今の現状からどうしても抜け出したくて、ここから何をしたら、何を変えたらいいかを見つけにいらっしゃる人がほとんどです。

でも、今の現状から抜け出す方法をまず探すよりも、今の現状を受け入れて、その自分をそのまま愛していけるようになると、何をしたらいいかの答えがすっと自分の中から出てきます。

あなたが今もし悩んでいて、今の現状からどうしても抜け出したいと思っているのなら、そうやって悩んでいる自分の心を抱きしめて、「そうなんだね」と言葉をかけてあげて下さい。

今はそれ以上、何もする必要はありません。

ただただ、「今」を受け入れる。

「本当の自分」の声は、いつも「そうなんだね」とあなたを全受容するエネルギーであなたを包み込んでくれます。

それ以外の声は横に置いて、今は自分を暖かく見守ってあげて下さい。

それが悩みから抜け出す、まず一歩です。

ザリッチ宏枝