「そうなんだね」

sakura2017
伊勢では、桜もピークを過ぎて、これから葉桜になっていく様子です。

この時期は、桜の木の下を歩くと、風が吹く度にピンク色で少し甘い香りのする花びらが舞い、その花吹雪に包まれ、幸せな気持ちになります。

皆さんは、今年はどのように桜を楽しまれたでしょうか?

こうやって自然界では、次から次へと木々や草花の芽吹きが起こり、開花していくエネルギーで周りが満たされていく中で、それとは逆行して、心は暗く、この時期こそ引きこもりたくなる人は実は驚くほどいらっしゃいます。

かつて、私自身がそうでした。特に、小学校高学年から30代前半までそうだった記憶があります。気温が暖かくなると、着る服もどんどんと薄くなり、体の露出が増えていきますが、そのことも何故か心を不安にさせていたようでした。

それは、秋が訪れると同時に、一枚一枚着る服を増やせていける度に安心感を感じていたことが物語ってくれます。

世間が明るくなっていくのと同時に、自分は隠れたくなる。そしてそんな自分を隠そうとして、明るく振る舞い疲れてしまう。

小さい頃から、そうやって心をかなり疲れさせていました。

そういう自分が嫌で、そういう心の状態になることから抜け出したい一心でしたが、今となっては、「そうなんだね。その自分を今はしっかりと感じていたらいいんだよ。」とその頃の自分に声をかけてあげたいと思えています。

コアハーモニーにご相談にいらっしゃる人は、今の現状からどうしても抜け出したくて、ここから何をしたら、何を変えたらいいかを見つけにいらっしゃる人がほとんどです。

でも、今の現状から抜け出す方法をまず探すよりも、今の現状を受け入れて、その自分をそのまま愛していけるようになると、何をしたらいいかの答えがすっと自分の中から出てきます。

あなたが今もし悩んでいて、今の現状からどうしても抜け出したいと思っているのなら、そうやって悩んでいる自分の心を抱きしめて、「そうなんだね」と言葉をかけてあげて下さい。

今はそれ以上、何もする必要はありません。

ただただ、「今」を受け入れる。

「本当の自分」の声は、いつも「そうなんだね」とあなたを全受容するエネルギーであなたを包み込んでくれます。

それ以外の声は横に置いて、今は自分を暖かく見守ってあげて下さい。

それが悩みから抜け出す、まず一歩です。

ザリッチ宏枝

「予祝」

shunnbun
「予祝」という言葉をご存知ですか?

私は、今日初めて知りました。

致知」をいう雑誌を6年ほど前に定期購読するようになった当初、ある号にに出ていた北川八郎氏に感銘を受け、その時はしばらく彼の書籍に触れたり、ブログを読んだりしていました。

しばらく私の中で疎遠になっていましたが、今月の「致知」に北川八郎氏が再び登場されていて、ふと今日サイトに伺ってみたら、ポッドキャストを始められたと知って、早速最近のものを聞かせて頂きました。

そこで、「予祝」のことを語られていました。

それは、「どん底を祝う」いうことです。

人生、最悪の状態で、このまま生きていてもいいんだろうかと思ったとき、このどん底の感覚を祝い、これから良くなっていくんだと信じていくこと、もっと良くなっていくんだとそれを求めることをしなさいと、いうことを教えていただきました。

このお話との出会いが、あまりにタイミング良く、驚いてしました。

この3連休、何か特別なことがあったわけではないのに、ある瞬間から「私の人生には何もない」という「”ない”探し病」と自分でつけている感覚が湧き上がってきて、どうしたものかなと、自分を観察していたのです。

「本当に、この生き方で良かったのだろうか?」

「私は、なんの価値もない人間なのではないか?」

「もう今更、遅いのではないか?」

先日、「
私は愛されている」というブログを書いた張本人がこのような調子ですから、救いようがないというか、「あなた何をしているの?」という感じです。

私はこのようなとき、無理にポジティブに考えたりせず、とことん「どん底」を味わうようにしています。

それは、自分を信頼できるようになったからかもしれません。

これらのネガティブな感覚が、なんらかの理由で今表面化していることを受け止めて、その感覚を思う存分出してあげれば、後は自然と向くべき方向へと向かっていくとわかるようになったからでしょう。

そうやって過ごした数日間を終えた後、こうして「予祝」という言葉に出会い、一気に勇気付けられた感覚になりました。

このような瞬間があると、だから「やっぱり愛されている」と思うんです。

「私は、やっぱり愛の中で生きているんだな」と思うんです。

見捨てられていない。やっぱり、全てはこの愛(アイ)の感覚を思い出すために起こっていると再確認させてもらうのです。

それは、私だけでなく、みんなも同じ条件の中で生きていると、私は信じています。

もしあなたが今人生の「どん底」を味わっているとしたら、ぜひその「どん底」の感覚を祝ってみてはどうでしょうか?

私も、あなたと共にいます。

私たちは、独りぼっちではありません。

ザリッチ宏枝