“ 命令を質問の形に変えだけで、
気持ちよく受け入れてもらえるだけでなく、その人の創造性も発揮される。”

トーマス・エジソン
まずはこれらの質問を覚えて、繰り返し使ってみて下さい。あるいは、まず自分に問いかけて答えてみるのも、それぞれの質問の効果を実体験できるので、より身に付きやすくなります。ぜひ読むだけでなく、繰り返し使って身につけていって下さい。
行動を振り返るための問い
• そのことについて、「できた」と自分で思うことは何ですか?
• そのことについて、「できなかった」と自分で思うことは何ですか?
• 最高に出来た状態が10点だとしたら、今の状態に、何点をつけますか?
• (6点だとしたら)6点とは、どのような状態ですか?後4点は、何が出来ていないのですか?
深く感じてもらうための問い
今、そのことについて何を感じていますか?
その感情を、今身体のどこで感じていますか?感じてみてどうですか?
それを、今身体のどの部分で一番感じていますか?
そこをぐっと感じてみて、どんな感じがしますか?
何かイメージが出てきますか?
このことで、一番あなたが辛い/嬉しい/悲しい...と思ったことは何ですか?
どんなことでも思い浮かんだことを言ってみて下さい。
本当の気持ちを探るための問い
あなたが、大切にしたいことは何ですか?
○○さんに対する、本当の気持ちは何ですか?
あなたは、どうしたいのですか?
あなたの正直な気持ちは何ですか?
あなたは、相手にどうしてほしいと思っているのですか?
今、相手に何を一番伝えたいですか?
動機を高めるための問い
あなたが今までに達成感を感じたことはどんなことですか?
そのことから何を学びましたか?
そのときの学びは、今直面していることにどのように応用できますか?
(相手の方の素晴らしいところを認知し、励ます)このようなことが出来るあなただからこそ、きっとこのことについても、何らかの方法が見つかると思います。どんなことが出来るでしょうか?
ネガティブな「思い込み」を探るための問い
あなたの中には、「それは不可能だ」と思っている感覚はありますか?他に、このことについて、どんな「思い込み」が考えられますか?(「思い込み」の例:「どうせ、やってもムダ」「どうせ、わかってもらえない」、「私には能力がない」、「一度失敗しているから、今回も無理だ」など。)
未来に意識を向けた問い
あなたはどんな経営者(マネジャー、師長、など)になりたいですか?
1年後の今、どんな気持ちの状態でいたいですか?
このことについて、あなたにとっての理想的な状況はどのようなものですか?
このことをすること/しないことのリスクは何ですか?
今月の目標は何ですか?
行動を促すための問い
それを実現させるために、今何をする必要がありますか?
6点を、何点までに上げたいですか?そこに到達するには、何をする必要がありますか?
もし、それをすることにYESなら、何にNOと言いますか?
行動を更に明確化する問い
それは、いつまでにやりますか?
もっと具体的に、今すぐにできる行動にすると、どうなりますか?
その行動は、やったか、やらなかったか、明確に判断できるものですか?
(習慣化する行動であれば)それは、1日のうちのどの時間に、どれくらいやりますか?

Remember to practice!

「質問上手」は「育て上手」
部下や後輩を指導する時、何をすべきか教えても、それがなかなか出来なかったり、何か悩み事がありそうでモチベーションが下がっている時に、コーチングを使うと効果的です。

コーチングをしている時は、その時間だけは決して相手の行動を注意したり、叱ったりすることはないようにして下さい。コーチングでは、どんなことを話しても受け入れてもらえる、まずは何でも聴いてもらえると思って頂くのが重要です。普段は部下をよく叱る上司でさえ、コーチングをする時だけは、相手の話だけを聴く姿勢に入る必要があります。上に引用したエジソンの言葉にあるように、人は、命令されるよりも、質問されることによって、考える力、創造力を育てていきます。

ここに上げた質問はほんの一部ですが、ご自分でも「質問リスト」を作り、ぜひ質問上手になっていって下さい。「育て上手」な上司は、必ず「質問上手」です。

こちらの内容は、随時更新しておりますので、是非ときどき覗きにいらして下さい。更新情報は、ブログでお知らせしています。