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魂と何を約束してきたのか

私のコーチングセッションでは、2つの事前ワークから、その人の「ギフト」を見つけ出していくことから始めます。

その人がこれまで生きてきた人生の中で、どんなことに惹かれ、どんなことに喜びを感じてきたのか。さまざまな体験からの学びも含め、そのすべてはその人の魂が導いてきたものだと私は考えています。それらの情報から、その人が持つ唯一無二の「ギフト」を一緒に探っていきます。

自分の「ギフト」を確認し、確信してから、これからどんな人生を創り出したいのか、どんなことを体験したいのかを話していきます。こうしてすぐに未来の話が中心になる人もいれば、今直面している人生の課題に焦点を当てながら、未来へ向かっていく人もいます。それは「今を整える」ことで、「未来が整っていく」からです。

どんな内容を話していても、私は「この人は、自分の魂とどんな約束をしているのだろう?」という問いを持ちながら聴くようにしています。

それは、私たちの人生は、私たちが自分の魂と約束した方向へ導かれていると信じているからです。

その自分との「魂との約束」は、その人以外知る人はいません。

別の言い方をすれば、私たちは、自分の魂と何を約束してきたのかを、本当は全部知っているのです。


ただ、それを全て思い出せていれば問題はないのですが、思い出せないときに、その人の心に、人生に、葛藤が生まれるように思います。


そして本当のところは、「思い出せない」のでなく、「思い出そうとしない」ことが起こっています。それは、思い出すことで、自分の今の人生に「不都合」が起こると思っているからです。


自分の魂との約束を思い出し、そこに向かって生きようとすると、孤独になるかもしれない。手放すものが出てくるかもしれない。人に嫌われるかもしれない。面倒な変化が起きるかもしれない。

特に大きな変化が伴うほど、人は自分の心の中を言い訳でいっぱいにし、思い出せない状態を自ら作り出してしまうように思います。

そして少しややこしいのですが、そうしてある時期あえて思い出さないことさえも、魂との約束の一つであったりするのです。

この「魂との約束」は、ただ自分に正直であれば、何を約束してきたのかが自然とわかります。

でもその「自分に正直であれば」がとても難しい。

私たちはこの世界を一人で生きているわけではありません。だからこそ、他の人の価値観や考え方に知らないうちに影響を受けています。 本当は自分とは違う価値観なのに、それを「自分の価値観だ」と思い込んでしまうことがあります。そして、その状態のまま「私は自分に正直に生きている」と勘違いしてしまうこともあるのです。

今の時代は、SNSの普及によって、多くの人の人生の幸せそうな様子の断片をいつでも覗き見ることができます。そんな世界の中にいると、いつの間にか「自分にとっての幸せ」がわからなくなってしまうことがあります。

自分の中の正直な場所につながるため、毎日、ほんの5分でも構いません。
静かな時間をつくり、ぜひ自分自身に問いかけてみてください。

「わたしは本当はどうしたいのだろう?」
「わたしの魂は何を望んでいるのだろう?」


他の誰でもない、「わたし」が感じることを大切にしてください。

そうすることの積み重ねによって、魂との約束が少しずつ見えてくるのだと思います。

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